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約7割のシェアを誇る「成牛革」の生産量 兵庫県における製革業の歴史はきわめて古く、弥生時代後期に大陸から帰化人が鞣製技術を伝え、その基礎を築いたとみられています。その後、江戸時代中期に全国的な商品経済の発達と姫路藩の重商政策のもとに大きく発展しました。

革のできるまで

すべての動物は皮をまとっています。そして、生きている動物にとってはどうしても必要なものでどんな役目をしているのでしょうか。

皮は、血管や肉体を外傷、虫、細菌から守り、また、汗腺によって新陳代謝を行い、気温の変化に対応して体を保護しています。皮の組織は、外側から表皮、真皮層、皮下組織から成り、真皮層は、コラーゲンと言うたんぱく質繊維で出来ており一番大切な組織です。そして,真皮層は、すべすべした銀層と網目のように繊維が絡み合った網状組織とから成っています。この部分が私たちが利用している「革」です。

「なめす」とは? 製革工程