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乾めんの中で、もっとも細いのがそうめんです。原料は、うどんよりややグルテンの多い小麦粉を用います。奈良時代に渡ってきた索餅が起源と言われています。後に乾めん製法の起源となったものです。 |
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生産量は日本一を誇っており、切り口で太めん・細めん・丸めんに分かれており、江戸時代には「うんどん」とも呼ばれていました。 |
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そば粉につなぎとして小麦粉をまぜ、食塩・水を加えて練り合わせた後、めん状にして乾燥させたものです。そばの歴史は古く、八世紀のころ北方大陸から朝鮮半島を経て日本に渡ったといわれます。 |
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もとはうどんの食べ方として、熱くして食べるのを「あつむぎ」、冷たくして食べるのを「ひやむぎ」と呼んでいました。ひやむぎの名は、そのまま後世に伝わり、現在のものはうどんの細めんよりさらに細くなっています。 |
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小麦粉、水、塩、卵など材料を入れて混ぜ合わせ、空気を抜くように捏ね上げて作られます。イタリアにおいてはパスタ用の小麦粉はデュラムセモリナ粉のみに限定されています。 |
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小麦粉(強力粉)にかん水を使用して作る、黄色を特徴としためんが多く、明から亡命してきた儒学者を招いた徳川光圀(水戸黄門)が日本で最初にラーメンを食べた人物といわれています。 |
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めんの意味
めんは漢字で「麺」と書きますが、中国語の「麺」は小麦粉を意味する字で、後に穀物の粉全般を指すようになりました。宋代になると、麺がめん類をあらわすようになったようです。
もりそば・かけそば そばはもともと汁をつけて食べていましたが。元禄ころになると汁をつけるのが手間なことから、そばに汁をかけて食べる「ぶっかけそば」が誕生しました。この「ぶっかけそば」が短くなり、「かけそば」になりました。
そして、この「かけそば」と元々の汁をつけて食べるそばを区別できるように「もりそば」という呼び名ができたそうです。
また、「ざるそば」はせいろや皿ではなく、竹のざるに盛って出したことからその名がついたといわれています。
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