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索餅の作り方
1.小麦粉、上新粉、塩を合わせてふるいます。
2.ボールに上のミックス粉を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜる。力強くこねて生地が滑らかになったら二等分します。
3.先ほどの生地を30〜35cmの細い棒状に延ばし、両端をよって縄状にします。
4.熱したごま油の中に入れゆっくり揚げます。
これで索餅のできあがりです。
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乾めんは、小麦粉・そば粉・卵などを加えたものに食塩、水などを加えて練り合わせた後、製めんした生めんを乾燥させ、常温で長期保存できるようにしたものの総称です。完全な無添加・自然食品で、乾めん類(機械製乾めん)と手延べそうめん類(共に半生めんを含む)があります。 |
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関東では「めん」というとそば。関西ではうどんを指すことが多いですが、その歴史のはじまりは、およそ1200年前、奈良時代に遣唐使によって中国から伝来したとされています。それは、そうめんの源流と考えられる索餅(さくへい)という食べ物でした。
索餅とは、小麦粉や米粉に塩水を混ぜ、引き延ばして縄のようにより合わせたものだと考えられています。和名をむぎなわ(麦縄、天岐奈波)といいますが、索餅と麦縄の両方の言葉が奈良時代から鎌倉時代の文献に記されています。また、索餅が索麺(さくめん)、そうめんという呼び方に変化したという考えが一般的になり、そうめんの起源は索餅だとされてきました。
室町時代には、そうめん師という専門職が生まれ、京都にはそうめん屋が軒を並べていたことが知られています。
この室町後期から江戸初期の時代にそうめんの産地として全国に名をとどろかせる、播州、三輪などのめん作りが始められたと言われています。また、そばが一般的に食べられるようになったのは江戸時代に入ってからの事です。
それまでは、めんと言えば、そうめんやうどんを指していました。
その当時から長い年月を経て、全国各地に生産地が広がって来ました。それだけに全国各地に乾めんの生産地が多く、そこから数多くの銘品が生まれ、日本の代表的な伝統食品となりました。 |
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