1418年
(応永25年) |
そうめんに関する播磨国での最古の記録として、斑鳩寺(揖保郡太子町)の寺院日記『鵤庄引付』の、9月15日の条に「サウメン」の記述がある。 |
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1872年
(明治5年) |
廃藩置県によりそれまでの藩の保護を失った製麺業者の組織として、明神講が設立された。 |
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1887年
(明治20年) |
播磨国揖東西両郡素麺営業組合の設立を申請、同年9月9日に認可された。初年度組合員は309名、生産量は約116,000箱。 |
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1898年
(明治31年) |
機械そうめんの製造を開始。組合員33名により16,000箱が製造された。翌年には龍野市(現たつの市)神岡町にそうめん神社(大神神社)が建立されている。 |
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1906年
(明治39年) |
特許局へ「三神乃糸」「揖保乃糸」等の商標登録を行う。 また、この頃から北海道、朝鮮等の遠隔地へ販路の拡大を図りはじめた。 |
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1922年
(大正11年) |
揖保郡素麺同業組合を播州素麺同業組合に改組。対外的には1924年(大正13年)に全国製麺同業組合連合会を結成し、事務局を龍野(現たつの市)に置いた。 |
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1931年
(昭和6年) |
生産量は順調に伸び、手延べそうめんの生産高が998,499箱を記録し、戦前では頂点に達した。 |
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1935年
(昭和10年 |
播州素麺同業組合は消費市場で手延べそうめんと機械そうめんとの混同を防ぐため機械そうめん業者を分離し、組合名を播州手延素麺工業組合に改めた。 |
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1945年
(昭和20年) |
組合事務所を7月3日の姫路大空襲で焼失。終戦を迎えた同年の生産は120,000箱。 |
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1962年
(昭和37年) |
戦後の復興で需要が伸びる中、播州手延素麺工業組合も大手製粉を取り入れ、水車製粉を廃した。この時、組合の名称を兵庫県手延素麺協同組合に改称している。 |
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1976年
(昭和51年) |
分裂していた3組合を吸収合併し、播州手延素麺の商標を「揖保乃糸」に一本化した。 |
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1992年
(平成4年) |
製造家養成、製麺研究のための施設(メンテック林田)を建設。女優 田中好子をCMに起用、「揖保乃糸」HOT作戦を展開する。 |
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1993年
(平成5年) |
第12代理事長 塩谷重喜は、品質の統一・製造技術の向上及び伝統製法の伝承製法の伝承を目的として、「手延製麺技能士」の新設を労働相に要望し、国家検定の手延製麺技能士試験が始まった。
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1997年
(平成9年) |
「揖保乃糸資料館 そうめんの里」をオープン。 |
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2002年
(平成14年) |
イベント・キャンペーンガールとして「ミス揖保乃糸」選考を開始する。 |
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2004年
(平成16年) |
第13代理事長 井上猛の発起で大神神社(素麺神社)を大改修する。 |
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2005年
(平成17年) |
新しいレシピ開発を主題とした国際的なコンテスト「揖保乃糸ニューレシピグランプリ 2005」開催。 |
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2007年
(平成19年) |
組合創立120周年記念式典並びに品評会を姫路武道館において開催。
手延素麺「揖保乃糸」特級品、上級品がモンドセレクション大金賞受賞。 |
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2009年
(平成21年) |
手延素麺「揖保乃糸」上級品がモンドセレクションで3年連続大金賞を受賞し、インターナショナルハイクオリティートロフィー賞受賞。 |
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2011年
(平成23年) |
組合主力商品である上級品6把放送(300g)で、史上最高出荷を記録(9kg換算154万ケース)。
本部本館事務所を竣工する。 |
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2012年
(平成24年) |
味に関する最高品質を認める国際味覚審査機構(iTQi)において、特級品・上級品、総合評価「極めて優秀」である3つ星を獲得。 |
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2013年
(平成25年) |
手延素麺「揖保乃糸」特級品、上級品が公益社団法人兵庫県物産協会「五つ星ひょうご」を受賞。 |
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2014年
(平成26年) |
国際味覚審査機構(iTQi)で「揖保乃糸・特級品」、「揖保乃糸・上級品」が優秀味覚賞の3ツ星を3年連続受賞し、クリスタル味覚賞を獲得 |
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