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姫路の菓子作り
江戸時代から続く、姫路の菓子作りについて学びましょう。

穀物を粉にし、それを練って火にかけるという初歩的な調理が行われるようになってから、食べものの甘味や塩味を楽しむようになりました。こういった味を追い求めることが菓子を生み出す力になったと考えられています。

メソポタミア地方世界的に見ると紀元前2200年頃の古代メソポタミアの新シュメール時代、「うずくまるライオン」の菓子型がマリ王朝の宮殿跡から出土しています。また、「楔(くさび)形文字」にはマリ王朝に「メルスの製造者」という職業があったと記されています。「メルス」は練った生地にピスタチオ・ナツメヤシ・干しイチジク・干しブドウなどの果物や木の実、それに蜂蜜や香辛料を混ぜ込んで焼き上げたものだと書かれてあり、これが菓子の起こりではないかといわれています。

日本での菓子の起源は果実や木の実だと言われています。果実や木の実などを総称して「くだもの」と呼んでいました。やがて漢字が伝来し「くだもの」に「菓子」あるいは「果子」の字があてられるようになったと言われています。その後、奈良時代から平安時代にかけて中国から穀類を粉にして加工する製法の食品が伝わり、これが唐から来たお菓子「唐菓子」と呼ばれるようになります。

古代メソポタミアから始まった菓子作り 菓子のルーツ