姫路のかりんとうは固めにこねた生地を用いるため、固めの食感になります。元々は上流階級のお菓子として広まったものでしたが、播州駄菓子と呼ばれるようになり、駄菓子として発達しました。
ゴマ、抹茶、大豆を生地に混ぜる事もあり、現在では高級品まで様々なものがあります。
油菓子全般を現在では「かりんとう」と呼ぶようになっていますが、工程の違いや形によって「黒ねじ」「奉天」「うず巻き」「ひっかけ」「みみ」などの呼び名があります。昔は油菓子のお店が博労町に軒を連ねていましたが、戦災により焼失してしまいました。しかし、昔から続くお店が数軒残っており、代々受け継がれた製法で今も作り続けています。 |