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『瓦とは』日本建築を守る重要な役割

瓦の概要

瓦は粘土を一定の形に成型し、窯で焼いた屋根の仕上げ材のことをいいます。伝統的な日本の建築物に使用される屋根材で、最近ではスレート、セメント、金属などで作られた瓦もありますが、単に瓦という場合は粘土で作られた瓦を指すことが多いです。

瓦の語源

瓦の語源はいくつか説があり、サンスクリット語の『覆う・頭蓋骨』という意味の「カパラ」から転化したという説や、屋根の皮という意味からという説、亀の甲の「かふら」がなまったという説、甲冑の古名 『カハラ』が元になったという説、などがあります。ただ、はっきりしたことは現在でも分かっていません。

瓦の種類

瓦は産地・製造方法・使用する部位・素材などによりさまざまに分類されます。

●釉薬(ゆうやく)を使うかどうかによる分類

釉薬を使う 釉薬を使わない
釉薬瓦 いぶし瓦、無釉瓦

●国による分類

和瓦(日本)、スパニッシュ瓦(スペイン)、フランス瓦(フランス)など。

和瓦 スパニッシュ瓦 フランス瓦

●使用する部位による分類

掛瓦、巴瓦、かんぶり瓦、のし瓦、桟瓦、面瓦、軒瓦、平瓦、丸瓦、隅瓦、鬼瓦、袖瓦など。

●素材による分類

粘土瓦、セメント瓦、厚形スレート瓦、金属瓦、石瓦、ガラス瓦など

●生産地の名称による分類

神崎瓦・淡路瓦(兵庫県)、三州瓦(愛知県)、石州瓦(島根)など