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最初に、原料(この場合は牛の骨)に混じった不純物を除去し、その後にゼラチンを抽出、精製します。もちろん、一つ一つの工程は徹底した衛生管理のもとでシステム化され、純度の高いゼラチンを製造しています。原料を「アルカリ」、「酸」のどちらで前処理するかによって製造方法は異なってきますが、抽出以降の工程は同様です。
ゼラチン原料は、牛皮、豚皮、牛の骨を処理したオセイン、魚皮、ウロコ、鶏などです。
一般的にアルカリ処理、酸処理を行います。原料や目的とする製品により処理は変わります。

所定の処理が終了した原料を熱水で抽出します。抽出温度、時間、PHを変える事で色々な品質のゼラチンが出来ます。
抽出されたゼラチンは、純度を高めるためにイオン交換処理などの精製が行われています。
精製されたゼラチンは真空状態で濃縮され、濃度を高くします。
濃縮液を加熱プレート、あるいは蒸気により高温・短時間殺菌を行います。殺菌された液は、冷却してヌードル状、あるいはサイコロ状にして乾燥します。