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姫路の鎖づくり-姫路に鎖づくりについて一緒に学びましょう- 国産鎖の60%以上が姫路市で造られています。このサイトでは姫路の『鎖』づくりについて紹介します。

アンカーチェーン製造法~『鎖』のつくりかた~

鎖は、どうやって造られているのか??硬い鉄の輪を造ってつなげるその方法とは??

溶接方法

アンカーチェーンの製造方法には、フラッシュバット溶接のC法(下図の電気溶接C法)が主流で、国内の一般商船に用いられているものは100%この方法です。その他の方法としてはA法(下図の電気溶接タイコ方式)があり、艦艇やブイ係留用の一部に使用されています。 

鋳鋼性のアンカーチェーンは現在、国内では、生産されていません。海外で、わずかに部品として生産されています。 歴史的に見ると下図のように鍛接・電気溶接以外のものもあります。1808年以来、各社がその効率的な製法を研究してきた過程です。わが国では1962年頃から、C法が主流を占めるようになりました。

鍛 接 縦つぎ 横つぎ ボルシング
縦つぎ 横つぎ ボルシング
電気溶接 エコ タイコ C法
エコ タイコ C法
電気溶接 ダイロック  
ダイロック

製造工程

1.切断(寸切する)
チェーン丸棒を所定の長さに切断する。
2.加熱
材料を650~750℃に加熱する。
3.曲げ
1工程でJ型に、2工程でC型に曲げる。
4.溶接
フラッシュバット溶接でつなげる。
5.バリ取り
溶接部に突出した部分を削る。
6.整形
鍛造品のスタッドを圧着し、整形する。 (スタッドは、圧着と焼きばめ効果でリングに固定される。)