「桃の節句」も過ぎ去って、もうすぐ「ホワイトデー」(3月14日)がやってくる。
先月の「バレンタインデー」チョコの標的になった、殿方や男子は頭が痛くなろう。
3月14日は、わが国でも白い「さらし飴」や、ふわふわした「マシュマロ」で、お返しをする日として定着してきた。
時代の先を読んだ老舗店(メーカー含)が、ホワイトデーのホワイトにあやかって、白い「さらし飴」や「マシュマロ」を売り出したのがきっかけだった。
本来のルーツは、その昔(3世紀のローマで)、恋愛結婚禁止令に触れた若い男女が、司祭バレンチーノ(愛の守護神と言われたバレンタイン)に救われたことから、その2人が、司祭が殉教した1ヶ月後(2月14日)に、永遠の愛を誓ったことにある。
数年前のことだが、都内の百貨店へ打合せに出向いた後、地下階へお総菜を買いにいくと、スイーツ類のショップがこぞって、定番品から「ホワイトチョコ」や白い「スイーツ」をギフト用に展開していた。
それらに混じって、「ホワイトデーには、白い饅頭をどうぞ…!」というPOPと掛け声が、目と耳に飛び込んできて、思わずニンマリしてしまったことがあった。
以来サポート先では、そのキャンペーン時には、“白づくし”の商品ならすべてが、対象品になれるとお伝えしている。
食品以外でも、贈りたい相手が喜んでくれる品々なら、白をチョイスすれば、その日らしいプレゼントになろう。
白いガムやキャンディはもちろん、ホワイトショーツ、白いタオル、白い○○などの展開も購入される方の選択肢が拡がる。
そこで…さっそく…「播産館」に出向いて、白いグルメやグッズのお宝探しを!
和・洋のスイーツ、麺類、お菓子、ビューティ関連…と、「その日」用の品々がわんさかある。
白いパッケージだってOKだ。
ただし、“色白”が条件?…でなくても、美味な夢前「夢工房」の「夢そば」などを、白に近い和紙で「合わせ包み」にすると、贈る人も頂く人も、その晩に「春の夢」をみれよう。
〜 商いのエッセイスト 〜
ドミナント代表